会社員 家出体験談 10代 女性

家出の状況（会社員・10代・女性）

当時19才の私は夜遊びをしては母を困らせていました。
ただ、夜遊びと言っても午前様になる事はなくその日の内に帰るようにはしていました。
父親はすでに亡くなっており母が3人の子供を育てていました。
末っ子の私は多分甘えていたのでしょうね
門限が午後10時と言うのは遊びたい盛りの私にはとてもきついものでした。
それでも母の怒りは半端ではなかったので怒られるのが怖く門限だけは守っていました。
だが、そんな私がある日つい遊び過ぎて午前一時過ぎに帰った日がありました。
母は私が帰るまで玄関の外で待っていたようです。
私の顔を見ると母の平手が飛んできました。
私はびっくりすると共に猛烈に母を疎ましく感じそのまま反対の道へ走って行きました。
私はとりあえず今夜泊めてもらえそうな友人宅へ行きました。
当時携帯などありませんので直接友人宅を訪問したのです。
友人はもちろんですがその両親も真夜中の訪問にも関わらず、とても心配してくれ私を泊めてくれました。
これが私のはじめての家出でした。

その主婦の家出の捜索対策や結果

友人の両親は深く理由を聞く事もなく泊めてくれました。
後で考えると若い女の子をそのまま放り出す事など出来なかったのだろうと思います。
次の朝早く母が迎えに来ました。
両親が私の母が心配しているだろうと思い母へ電話で知らせてくれていたようです。
母からはそれはそれは今までにないような怒られ方をしました。
その時は流石に怖くて私は母へ「すみません」とただただ、誤るだけでした。
母の涙は亡くなった今でも忘れられません。